私も韓国に来るまではあまり知らなかったのですが、日本と韓国で国際結婚される方って、結構多いんですね。
以前アップした国際結婚関連の記事が、かなり多くの方に読まれているみたいで、とても嬉しい限りです;;
みなさん、ありがとうございます❤
婚姻届や結婚ビザなど、私もそうでしたが、準備するとなるとかなりストレスを受けるんですよね。
集めなければいけない書類も多いし、書類に不備があったらいけないと思うと余計に。
しかも、なぜか韓国NAVERで調べると、代行会社みたいな業者の宣伝ばかりが出てきてしまって、実際の体験談とかがあんまりみつからない。
=日本人である私たちが率先して準備をすることになる。
この過程でけんかになってしまうカップルも結構いるみたいですよ;;(私たち夫婦はかなりノー天気なので、2人して楽しんでました。笑)
私も、当時は日本のサイトやブログを検索しまくって、情報をゲットしていました。
でも、人によって色々なケースがあるので自分と全く同じ状況の人を探すのがなかなか難しいのと、”かゆいところに手が届かない”みたいな状況が多くて。
だからこそ、少しでも多くの日韓カップルさんの役に立ちたいという想いで、自分の体験談記事を書くまでに至りました。
おかげさまで、TwitterのリプやDMでは、たくさんの質問をいただいています。ありがとうございます❤
もちろん、お一人お一人にお返事はさせていただいておりますが、もっと多くの方にもシェアできたらと思い、今日はこの記事にまとめることにしました!
ぜひ、みなさんのお役に立てたら幸いです♪
Contents
婚姻届の提出編
日本で婚姻届を提出する際に必要な「婚姻関係証明書」と「家族関係証明書」の日本語翻訳本について
質問1.
Q. 日本で婚姻届を提出する際に必要な「婚姻関係証明書」と「家族関係証明書」の日本語翻訳本は、どのように作成しましたか?手書きではだめなのでしょうか?
A. 私はワードで作成しました。
私たち夫婦が住む富川(부천)市の場合、この二つの形式はほぼ同じです。
ひとつ型を作ってしまえば、あとは内容を変えていく感じですぐにできたので、PCが使える環境でいらっしゃるのであれば、Wordなどの文書作成ソフトで作ってしまうのが楽だとは思います。
また、「手書きでも良いか」については、提出される日本の市区町村窓口に事前に問い合わせることをおすすめします。
質問してくださった方が、後日ご自分で確認されたようで、その方の提出先の場合は「同様の仕様にすれば、手書きでもOK」という回答を得られたようです^^
ただし、何度も言いますが、市区町村や担当者によっては手書きではダメなところもあるかもしれません。必ず事前に確認しましょう!
質問2.
Q. 必要書類を翻訳する場合、原本に忠実に作成しましたか?
A. 私は、原本に忠実に作成しました。
これについては、私も提出先の役所(日本)に事前に確認していました。やっぱり皆さん気になりますよね。
その時の回答としては「内容さえ合っていれば、枠線などは無理して作らなくても良い。(=原本の形式に忠実でなくてもいい)」とのことでした。(PCで作成する場合です)
でも私、変なところでかなり几帳面な性格が出てきてしまうんですよね。
質問しておきながら、自分の中でやっぱり「忠実に作らないと気が済まない」という欲が出てしまって、結局は枠線まで忠実に作りました。笑
そもそも忠実に作らないと、なんか作りにくいんですよね。
配置とかで変に悩むくらいなら、もう忠実に作ってしまおう!という感じでした。
この翻訳本に関しては、結構悩む方が多いようなので、実際に私が作ったものを公開することにしました!
≫【旦那様は韓国人】結婚準備に必要な書類の翻訳本を一挙大公開!
こちらの記事を読んでいただければ、どのように翻訳するのかイメージがつかめると思います^^
ぜひ参考にしてください♪
日本と韓国、手続きの順序について
質問1.
Q. 韓国人パートナーとの結婚を考えているのですが、日本と韓国の婚姻届の提出は、どちらを先に手続きするのがおすすめですか?
A. あくまで私の考えですが、韓国での手続きを先に済ませたほうが楽なような気がします。
というのも、婚姻届を提出した後に待っている『結婚ビザ申請』は、日本にある韓国大使館または領事館で手続きする必要があるので、結局最後は日本にいる必要があるからです。(妊娠していて飛行機に乗るのが難しいなどの特別なケースは例外のようです)
また、韓国で先に婚姻届を提出した場合に限り、日本の役所への婚姻届の提出(婚姻の報告)を、韓国にある日本大使館で完結させることもできます。
韓国で先に婚姻届を提出する場合に必要となる「婚姻要件具備証明書」も、韓国にある日本大使館で受け取ることができるので(必ず韓国人パートナーと2人で大使館に行く必要がありますが)、婚姻届の提出は韓国内で完結させて、結婚ビザの申請だけ日本で行うというのが、飛行機代等を考えたら1番スマートかもしれません。
よろしければ、日本大使館のHPも参考にしてみてください^^
必要書類のわずらわしさに関しては、韓国が先であろうと日本が先であろうと結局のところそんなに変わらないので、あとはお二人の都合の良いように考えればいいのではないかと思います!
婚姻届の提出を日本で先にする場合は、提出する書類が私の経験記事とは異なりますので、事前に必ず調べるようにしましょう!
結婚ビザの申請編
TOPIKの成績証明書について
質問1.
Q. 結婚ビザを申請するにあたってTOPIKは必要ですか?
A. 必ず必要というわけではありません。
韓国人パートナーとの意思疎通をどのように行っているかで必要な(有効な)書類は変わってきます。
◆2人の意思疎通が韓国語の場合
- 韓国語能力試験(TOPIK)成績証明書
- 指定された教育機関の履修証明書
- 韓国語の学位証
- 外国国籍同胞であることを立証する書類等
これらのうち1つを提出。
◆2人の意思疎通が韓国語以外の言語の場合
- 過去、外国にて1年以上居住した出入国記録
- 該当する言語を駆使できることを立証する書類
これらのうち1つを提出。
要は、TOPIKに限らず、パートナーと意思疎通をするにあたっての語学力を何かしらの形で証明できればいいのです!
私も、下のサイトにある「結婚移民(F-6)ビザ審査基準要約資料(日本語).pdf」という資料を参考にしました。
ぜひ、見てみてください!
2018年10月13日 追記
ただし、駐横浜大韓民国総領事館の「結婚移民(F-6)ビザ審査基準要約資料」を見ると、
原則的に基礎レベル以上の韓国語が話せることが必要条件です。ただ、夫婦が韓国語以外の外国語で意思疎通が可能であることを証明できれば、韓国語が話せなくてもビザが発給されます。
とあります。
これは、「韓国人と結婚して韓国に住むためのビザを申請している以上、基礎レベル以上の韓国語は話せるようにしましょうね」ということ。
TOPIKを受けていなければ、ハングル検定でもなんでも、韓国語能力を証明する書類を用意するのが確実のようです。
以前あるブログで、第3の国の言語で夫婦間の意思疎通を取っている方が、その言語の語学証明書を提出したところ受け取ってもらえなかったという記事を読みました。
もちろん本人や担当者によってケースバイケースではありますが、事前に直接確認するのが良さそうです!
このように、以前よりも韓国語能力や経済力に対する基準が厳しくなったのには、実は理由があります。
夫婦間で基本的な意思疎通ができなかったり、扶養能力に欠ける韓国人が外国人と結婚することで、家庭内暴力・外国人配偶者の家出といった様々な社会問題が発生してしまったから。
基準が厳しくなるのは少し大変かもしれませんが、私たち外国人が結婚してからつらい思いをすることのないように、韓国政府が対策をしてくれたことなんですね。
こちらのニュース記事に詳しく書いてあるので読んでみてください^^
質問2.
Q. TOPIKの成績証明書は、期限が切れていても大丈夫ですか?
A. 私の場合は大丈夫でした。
TOPIKの成績証明書の有効期限って2年間なんですよね。
私は2014年にTOPIKの6級に合格しているのですが、結婚ビザを申請したのは2017年なので、有効期限が切れていたわけです。
私もこれが気になって、駐横浜大韓民国総領事館の方に事前に問い合わせたところ、「期限が切れていても大丈夫」という回答をいただいたので、TOPIKのサイトで過去の成績証明書をダウンロードして、それを提出しました。
ただし、あくまで「私の場合は」であって、他の地域や担当者によっては「有効期限の切れたものではダメです」と言われないとも限りません!
事前に、提出先の大使館および領事館に確認しておきましょう。
まとめ
今回は、これまで多く頂いた質問を記事にしてみましたが、お役に立てましたでしょうか。
今後も質問をいただくことがあるかもしれませんが、その時は第2弾・第3弾という形で、またみなさんにシェアしていこうと思います♪
できるだけわかりやすくまとめているので、まずはこちらの国際結婚関連の記事からチェックしてみてくださいね★
引き続き、TwitterのリプやDMでも質問お待ちしています♪
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