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映画『ビューティー・インサイド』|人は見た目か、それとも中身か。【ネタバレあり】

 

こまる
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こんにちは。映画はやっぱりロマンス派!こまる(@___ancomaru)です!

最近、ある映画を旦那さんとふたりで観たのですが、思いのほかとても良かったので紹介しようと思います^^

「뷰티인사이드(ビューティー・インサイド)」

2015年8月に公開された韓国映画です。

2016年1月には日本でも公開されたため、知っている方も多いかもしれません。

★日本版オフィシャルサイトはこちら

韓国女優の中で私がダントツで愛してるハン・ヒョジュちゃんが主人公の、ファンタジーロマンスです。

もちろんお相手の男性はいるのですが…寝て起きると全くの別人(見た目)になってしまう特殊な病気を持っているため、特定の主人公(主演俳優)はいないんです。

ロマンス映画なのに、主人公はひとりという、なんとも奇抜な作品。

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あらすじ(ネタバレあり)

キム・ウジン(もともとは男)は、18歳の誕生日、寝て起きると見た目が変わってしまう病気にかかります。

性別、年、国籍も全てバラバラ。

しかも、それを知っているのは母親と親友だけ。

 

学校にも行けず、仕事もできない体なので、家具作りの才能を生かして、親友と二人三脚で仕事をしていました。

ある日、ウジンは家具店で働くホン・イス(ハン・ヒョジュ)に出会い、その丁寧な仕事ぶりと人柄に惹かれていきます。

毎日別の姿で店に通い、イスとの交流を深める中、遂にウジンはイスをデートに誘うことを決心します。

 

そしてやってきたイケメンの姿の日。

ウジンは3日間寝ずにイケメンの姿でイスとのデートを楽しみます。

ところが、ついに疲労がたまり、電車の中で居眠りしてしまうことに…

 

起きた時にはもうすでに時遅し。

姿が変わってしまったウジンは、イスとの恋を諦めようとしますが…

 

ストーリーの設定も独特で、目まぐるしく変わるウジンの姿を見るうちに、どんどん引き込まれていく作品です。

イスとウジンの恋の展開にも目が離せません!

 

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韓国語のレベル

ここで気になる韓国語のレベル!

こちらの作品は、中級以上の方なら字幕なしでも十分楽しめるんじゃないかなと思います^^*

映画自体がしっとりとやわらかい雰囲気の中進んでいくので、イス(ハン・ヒョジュ)やウジンの語りもやわらかく、割と聞き取りやすいです!

ただ、ウジンの親友が早口 & 口が悪い。笑

この人に関しては、私もところどころ聞き取りにくいところがありました;;

 

それから、この作品にはなんと!!!

日本の有名女優、上野樹里ちゃんも出演しています❤

日本人に変わってしまったウジンに日本語で話すハン・ヒョジュも可愛くて魅力的です(n*´ω`*n)

 

ハン・ヒョジュが直接書いた台詞

2人は惹かれ合いますが、ウジンの病気は、イスでもそう簡単に受け入れられるものではありません。

イスはウジンとの恋やこれからの未来に悩み、疲れ、精神科を受診することになります。

その時イスが先生に打ち明ける言葉ひとつひとつが、とても深くて、苦しくて、切なくて…

誰かの内面を愛することについて、深く考えさせられる内容だったので紹介します。

 

“그 사람이 저를 만질 때 ‘이 사람이 맞다 , 이 사람이 맞다’ 그렇게 생각하고 봐요. 눈을 감고 느껴요. 그럼 안심이 돼요.”

― その人が私に触れる時、「この人だ、この人だ」そう思いながら見ます。目を閉じて感じるんです。そうすることで安心できます。

 

“그 사람이 제 손을 잡을 떄 처다보면 모르는 사람이 있어요. 그 사람이 절 보고 웃고 있어요. 그럼 저도 그냥 웃어요.”

― その人が私の手を握るとき、目の前には知らない人がいるんです。その人は私を見て笑いかけます。だから私もただ笑うんです。

 

“익숙해지려면 하루가 너무 짧아요.”

― 慣れるには1日がとても短いんです。

 

“제가 이상한 사람이 된 거같아요 , 선생님.” “그 사람은 제가 아니면 안될 거같아요.”

― 私がおかしな人になってしまったみたいです先生。その人は私じゃなきゃダメなんです。

 

“그리고 가끔, 가끔 나에게 물었어. 오늘의 나는 어제의 나와 같은 걸까? 날마다 같은 모습을 하고 날마다 다른 마음으로 흔들렸던 어쩌면 매일 다른 사람이었던 건, 네가 아니라 나였던 게 아닐까?”

― それから時々、時々自分に尋ねるんです。今日の私は昨日の私と同じなの?毎日同じ姿をして、毎日違う心に揺れていた。毎日違う人間になっていたのは、もしかしたらあの人じゃなくて私だったんじゃないかなって。

 

実はこれ、ハン・ヒョジュが直接書いた台詞なんだそう。

ウジンというひとりの人間を愛しているはずなのに、ウジンの姿が変わってしまうことを受け止めきれずにいる葛藤を切実に訴える台詞に、私は胸を打たれました。

目の動きや声、わずかな体の動きまで、ハン・ヒョジュの高い演技力によって、言葉のひとつひとつが胸の深いところに刺さってきます。

 

まとめ

愛するひとりの人間を、毎日違う気持ちで受け入れようとしていたのは自分の方なのかもしれない。

「人は見た目か中身か」

誰かの内面を愛し抜くむずかしさと素晴らしさに気づくことができる作品です。

 

もしうちの旦那さんが毎日違う姿に変わってしまう病気だったら、私はどういう選択をしているだろうか。

それでも私は毎日、誰かの中に旦那さんを見つけたい。

 

恋をしている人や、パートナーがいる人に、ぜひ見て欲しい作品です。

 

それから、映画に登場する家具がこれまた素敵。

2人を繋ぐ共通点は「家具に情熱を持っていること」

おしゃれでセンスの良い家具たちがたくさん出てきて、今すぐ模様替えしたい衝動にかられます笑

 

ちなみに、イスが働いている家具店は、カフェとして実際に存在しています。

とってもおしゃれで「インスタ映え」間違いなしのカフェ。

私も近いうちに旦那さんと遊びに行く予定です♪

 

 

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