突然ですが、あなたは仕事で「成功」したいですか?
私は成功したいです。
どんな仕事をしていても、自分が立っているその場所で成功したいし輝きたい。
そしてもちろん、稼ぎたい。
素直にそう思います。
世の中には数えきれないほどのビジネス本や自己啓発本が溢れています。
でも本があまり好きではなかった私は、何一つ読む気になれなかった。
成功はしたい。でも本は読みたくない。
そんな私が、ある日最強の自己啓発本に出会いました。
『夢をかなえるゾウ|水野敬也』
自己啓発本なのに小説?!
魅力たっぷりの1冊に、あなたも出会ってみませんか?
Contents
『夢をかなえるゾウ』
ごく普通の会社員「僕」の前に、ある日突然現れた「ガネーシャ」という神様(見た目はゾウ)。
これは、ガネーシャから与えられた課題をこなすことで「僕」が人生を変えていく物語。
人生で大切なことは笑いながら学べ
この本の魅力は何と言ってもガネーシャの笑いのセンス。
関西弁の変な神様が繰り出す言葉の数々は、思わず吹き出してしまうほど面白いんだけれど、なぜか私の中にスッと入って落ちていく。
人生で大切なことを、笑いながら学べる。
「自己啓発本」というと硬くてノウハウばかりが詰め込まれているイメージだけれど、この本はまさに”お笑いのショー”を見ているような感じ。(外で読むときは気を付けて。変な人に見られる可能性大です。)
次が気になって、読み進めたい欲が止まらない。
ガネーシャのことが大好きになりすぎて、ラストはもう普通に泣きました。
読み終わった後の余韻がすごかった。
ガネーシャが僕に与えた29の課題
「成功するため」にガネーシャが僕に与えた課題は29個。
詳しい内容は、本を読んでみてください。
どれもすぐに実行できる簡単なものばかりですが、世の中がどのように回っているのかを知るためにはひとつも欠けてはいけない課題なんです。
めちゃめちゃあたりまえのことなのに、私はガネーシャが教えてくれるまで気が付かなかった。
読み進めるほどに、ガネーシャのことを信じるしかなくなります。
これぞガネーシャマジック、ガネーシャレボリューション♪
成功したいなら、人を喜ばせなさい
成功って、自分の努力の結晶ですよね。
自分が一生懸命がんばって、掴んだ結果。
でも実は、自分のためではなく人のためにがんばることこそが成功を掴む道だと、ガネーシャは言うのです。
「人はな、わざわざ『○○が欲しい』なんて教えてくれへんのや。人が何を欲しがっているかをこっちが考えて、予想して、提案していかなあかんのや。
【引用:夢をかなえるゾウ|水野敬也】
たくさんの人を幸せにしているから、その分、みんなから喜ばれ、認められ、お金が支払われる。
【引用:夢をかなえるゾウ|水野敬也】
ガネーシャは僕に、「人が欲しがっていることが何かを考えて提案すること」「人を喜ばせること」「人を幸せにすること」が自分の成功(幸せ)につながると教えてくれています。
人生においてもビジネスにおいても、それは同じこと。
世の中のビジネスは、誰かの「欲しい」を叶えている。誰かの「助けて」に応えている。
自分の利益、自分の幸せだけを考えているうちは、成功できない。
どうしても自分のことだけを考えがちになってしまうのが人間だけれど、それを打ち壊さなければその次の段階には進めないのだと本を読めばわかります。
「自分」だけは絶対にあきらめてはいけない
『夢をかなえるゾウ』には数々の名言が出てきます。(本の最後にも「ガネーシャ名言集」という形でまとまっているほど)
その中で、私が「この言葉に出会えただけでもこの本を読んで良かった」と思えたものが2つあるのでご紹介します。
自分の「これや!」て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合ちゃうで。仕事まちがえたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで。
【引用:夢をかなえるゾウ|水野敬也】
私のプロフィールにも書いていますが、私はもともと他人からの評価をかなり気にする子どもでした。
韓国に来ることを決めたのを機に、今はだいぶ「自分の好きなように生きている」ことを実感できるようにはなりましたが、それでも時々”世間体”や”周りの目”を気にしてしまうことがあります。
思い切って韓国に来てしまったものの、仕事をするにあたっての自分の居場所が定まらなくて、いま自分が「するべきこと」と「したいこと」の間をフラフラとさまよう毎日。
そんな時に出会ったのがこの言葉でした。
バスの中で読んでいたのですが、自然と涙が出ました。
「ああ、いま答えを見つけなくてもいいんだ。自分のしたくないことを無理に仕事にしなくてもいいんだ。自分が仕事にしたいことが見つかるまでとことん探していいんだ。」
自分の人生、自分が納得しなきゃダメなんだと気づきました。
納得できるまで、遠回りしてでも自分の道を探さなければいけないんだと。
「一つだけ、絶対にあきらめたらあかんことがある」
「それは何ですか?」
「『自分』や。自分には何か才能がある、自分にしかできない仕事がある、そのことに関してはあきらめたらあかん。見つかるまでそれを探し続けなあかん。自分自身に対してはあきらめたらあかん」
【引用:夢をかなえるゾウ|水野敬也】
なんだろうな。
関西弁だからかわかんないけど、すごく優しくてあったかいんですよねガネーシャの言葉って。
自分自身に対してはあきらめたらあかん。
ガネーシャが私のすべてを肯定してくれたような気がしました。
このまま前を向いて歩き続けよう。
そんな気持ちになれる言葉に、本を通して出会うことができた。
『夢をかなえるゾウ』を読んで気づいた「大切なこと」
『夢をかなえるゾウ』は、いままで私が読んだ本の中で一番心に残っている本です。
ガネーシャが出す課題の意味を「考える」のではなく「実際にやってみて実感すること」で道を切り開いていける本。
「人生の歩み方」を導いてくれる本。
生きていくなかで「何がいちばん大切なのか」気づかせてくれる本。
本まるごと全部紹介したいくらいですが、残りは実際に手に取って「実感」してください。
私も悩んだり迷ったりしたときにはこの本を開いて勇気をもらっています。
ガネーシャに出会えてよかった。
おすすめです。
釈迦!釈迦ァァァ!
— 『夢をかなえるゾウ』ガネーシャ (@gaNeza_bot) 2018年9月29日
釈迦とのやりとりもかなり好き。
ガネーシャTwitterやってるよ!笑(非公式)
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